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会社講習・行事レポート

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全体会議【午前の部】

2022-04-30
重要
全体会議を開催しました!!


まず午前中は、1時間程度、職場におけるハラスメント防止対策の講習をしました。

以前の記事にも記載したのですが、誰もが被害者にも加害者にもなりうるという事で、社員全員で動画鑑賞をしました。
ハラスメントのない風通しの良い職場にするためにもお互いを思いやり仕事をしていきたいですね。


ハラスメント講習の以前の記事は ☞ こちら
その後、アルファコンサルティングの方を講師にお迎えし、SWOT分析という手法を使い、
自社の事業分析をグループに分かれて行いました!

SWOT分析とは
内部要因 強み(Strength)   弱み(Weakness)
外部要因 機会(Opportunity)  脅威(Threat)

を出し合い、事業分析をする手法です。



その分析を基に、クロスSWOT(クロス分析)というものを行いました。


クロスSWOT(クロス分析)とは
相互に影響する項目を組み合わせて、事業戦略や施策を検討・評価する方法で、

機会(O)×強み(S) ⇒ 積極戦略
強みを活かして、事業機会をとらえ収益を拡大


機会(O)×弱み(W) ⇒ 改善戦略
事業機会をとらえることで、自社の弱みを克服・軽減させ収益を改善


脅威(T)×強み(S) ⇒ 差別化戦略
自社の強みを活かして、外部環境の脅威を会費・軽減


脅威(T)×弱み(W) ⇒ 致命傷回避策・撤退・縮小戦略
自社の弱みと外部環境の脅威で最悪の結果を避ける


の様に戦略を立てていきます。


各グループで、自社の強み・弱み・機会・脅威を思いつく限り付箋に書き出し、
それを基に、クロス分析をして戦略を考え、発表し合いました。
クロスSWOT グループディスカッション

色々な意見が飛び交い、とても有意義な時間になりました。

普段、経営について考えることがない社員たちも、真剣に自社について考え、
どういった戦略が今の会社状況に有効であるか検討することで
会社経営についての考えを学べた様に思います。


経営について、社長だけでなく社員全体が考えることで
会社全体の目指す方向が見え、士気も上がると感じました。


コンサルティングの方がおっしゃっていたお話ですが、

中国古代の軍事思想家である孫武が【戦わずして勝つ】という戦略思想の下
兵法書『孫子』に記されている

彼を知りて己を知れば、百戦して殆うからず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。


という言葉に学び、経営戦略を考えることが大切だそうです

これは

敵情を知って味方の事情も知っていれば百戦戦っても危険が無く、
敵情を知らないで味方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、
敵情を知らず味方の事情も知らないのでは戦う度に必ず危険になる。


つまり

相手の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば
何度戦っても勝つことができる。
なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで
対処すればうまくいくということです。


【相手】というのはお客様、地域の環境、今の情勢、同業企業など
時と場合により置き換えることができます


SWOT分析を行ってみて、
自社の強み・弱み 相手の実力や現状を書き出すことで
やるべきことが見えてくると感じました
グループ意見発表
強みとしては
・他業種の仕事にも対応できる協力業者の繋がりが多い
・地域密着型の企業であるため、顧客ニーズに対応しやすい
・大口の取引会社がある
・若い社員が多い


弱みとしては
・多くの仕事を請け負う為、人材確保がもっと必要
・若い社員が多い為、知識・技術など上司からの人材育成が必要
・電気工事業は3K(キツイ・汚い・危険)のイメージがあり、離職率が高い


機会としては
・新幹線「越前たけふ駅」の建設により、その周辺の整備工事がさかんである
・EV車事業の拡大
・太陽光など省エネ事業の拡大
・コロナ渦に景気上昇した企業もあり、その企業への営業が可能
・コロナ渦により、リモートでの仕事や会議が増加し、電気通信工事が必要な企業・家庭への営業が可能


脅威としては、コロナ渦により
・材料調達が以前より困難
・物価の上昇によって景気が低迷

等が多くのグループで上げられ、これを踏まえ、

クロスSWOTの戦略としては
・材料調達ルートの増強
・知識・技術向上勉強会の開催
・コロナ渦にあわせた電気通信工事の営業拡大
・景気上昇した企業への営業拡大

等の意見発表が行われました


自社の今後についてよく考えられ、とてもいい経験になりました。
新入社員も積極的に意見をしたり発表する姿が見られましたよ

この機会を活かし、今後自社を盛り上げていけるよう頑張っていこうと思いました

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