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会社講習・行事レポート

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第43期 経営計画発表会【午後の部】

2022-09-03
オススメ重要
委員会活動報告
弊社には5つの委員会があり、社員全員がどこかの委員会に所属しています。

委員会活動では、会社のシステム環境の整備・改善や施工品質の向上、設備機器等の管理、安全衛生の管理等を行っています。

各委員長より年間活動の振り返りや新期の活動計画等の発表がありました。
委員会活動によって改善された事や今後の課題等を全社員で情報共有しています。
よりよい職場環境にする為、委員会活動は重要です
講話鑑賞
稲盛和夫さんの講話を鑑賞し、グループで話し合って発表しました。

今回の稲盛さんのお話は【京セラフィロソフィの解説】です。

京セラフィロソフィ

1.全員参加で経営する
2.ベクトルを合わせる
3.独創性を重んじる
4.ガラス張りで経営する
5.高い目標を持つ

という各項目について、稲盛さんがその意味・想いについて解説してくださる内容の講話です。
簡単に説明致しますと・・・・

【1.全員参加で経営する】
はじめは、経営に自信がなかったことから、リーダーとして皆を引っ張っていく、指導していくことにも自信が持てなかったそうです。
そんな弱々しい不安な考えから、「みんなで経営しよう」「一緒に考えてはくれないか」ということを社員へお願いしたことから始まったことだそうですが、それが結果的に社員の積極性を生んだというお話でした。

【2.ベクトルを合わせる】
人間にはさまざまな考え方があります。もし、社員一人一人がバラバラな考えに従って行動したらどうなるでしょうか。
それぞれの人の力の方向(ベクトル)がそろわなければ力は分散してしまい、傾斜全体としての力とはなりません。
このことは、団体競技などを見れば一目瞭然で、全員が勝利に向かって心を一つにしているチームと、個人が「個人タイトル」という目標にしか向いていないチームとでは、力の差は歴然としています。
全員の力が同じ方向に結集したとき、何倍もの力となって、驚くような成果を生み出すというお話でした。

【3.独創性を重んじる】
京セラは、創業の時から独創性を重んじ、人の模倣でなく、独自の技術で勝負してきました。
他社ができないといったものを喜んで受注し、全員が必死の努力でこれを作り上げ、結果として独自の技術を次々に確立・蓄積してきたのです。
大河内記念生産特賞、化学技術庁長官賞を受賞し、京セラが大きく飛躍するきっかけとなった、マルチレイヤーパッケージの開発は、まさにこのことを実証していて、何としてもやり遂げなければならないという強い責任感を持ち、毎日毎日創意工夫を積み重ねていく、その一歩一歩の積み重ねが、やがて素晴らしい創造へと繋がっていくというお話でした。

【4.ガラス張りで経営する】
京セラでは、信頼関係をベースとして経営が行われています。
そこでは、経理面をはじめ、すべての事がオープンになっており、何ら疑いをさしはさむ余地のないシステムが構築されています。
そのひとつの例として、「時間当たり採算制度」では全部門の経営成績が全社員に公開されています。
自分たちのアメーバの利益がいくらで、その内容はどうなのかが誰にでも容易に理解できるようになっています。
経営陣、また社員一人一人も同じように心を開き、オープンに仕事をすることを求められていています。
この様に、社内がガラス張りであることによって、全力で仕事に取り組むことができるというお話でした。

【5.高い目標を持つ】
創業時、京セラは間借りの社屋でスタートし、従業員が百人に満たないころから、「京セラは世界的視野に立って世界の京セラへ前進する」と言ってきました。ちっぽけな会社でありながら、世界に目を向けるということは、高く大きい目標を持つということと同じです。
高い目標を設定する人には大きな成功が得られ、低い目標しかもたない人はそれなりの結果しか得られません。
自らが大きな目標を設定すれば、そこに向かってエネルギーを集中させることができ、それが成功のカギとなるのです。
明るく大きな夢や目標を描いてこそ、想像もつかないような偉大なことが成し遂げられるというお話でした。
グループディスカッション

先程の5つの項目の中から、各グループ一つ項目を選び
その項目について話し合いました。


その後、グループの代表者が意見をまとめて発表しました。
意見発表
各グループのディスカッションテーマは
1.全員参加で経営する 】の項目を選んだグループが多かったです。

やはり、弊社社長も日ごろから口にすることが多いのが、全員参加で経営するということだからでしょうか!

・上司から言われたことだけをやっているより、自分で考えて仕事をする様になってからの方が、責任感、遣り甲斐、考える力が身についた様に感じているので、全員参加で経営することで、会社の事を考えるようになるという事にとても共感できる

・会社内部の事をもっと知っていきたいと思う様になった。工事の施工のことしか考えていなかったが、材料費や外注費の事や、納めた工事の利益なども意識しようという気持ちが生まれてきた。

・前に勤めていた会社は大きな会社だったので、会社の利益などが分かりづらく、気にしていなかった。部署間での繋がりも薄かったので、他部署の気持ちを考えることもなかったが、弊社に入社してからは、前の会社に勤務していたときよりも社員全員と関わりあっている感覚があるので、自分も経営に参加しているという意識が少しづつ湧き始めている。

・全員が参加することで、経営陣、社員、多方面からの意見があり、問題点の洗い出しがしやすくなると思う。

・入社したばかりの人は、正直毎日の仕事をこなすことで精一杯だと思う。周りの事、上司の大変さにも気づいていない事が多いので、上司の気持ちも部下の気持ちも、両方少しずつ理解できている中間の立場の人が全体を纏める重要な役割になってくると思う。その様な役割を果たせる立場になれるよう、成長したい。

といった意見が発表されました。

たくさん意見を交換し、とても有意義な時間になりました
最後に・・・
5.高い目標をもつ 】のお話で

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まずは町内一番になりましょうと言って、ひょっと横を見ると、京都機械工具という大きな会社がドンドンとやっているわけです。
「あの会社を追い越すだけでも大変やろうな。僕が生きている間に追い越せるやろうか」と思うくらいでした。
ですから、横を振り向いただけで、自分の言っている事が空々しい感じがするのです。
ましてや、中京区一、京都一、日本一、世界一など、はるか遠い話みたいに思えました。
しかし、そう思ったけれども、やはり、言い続けました。空々しいと自分で思いながらも言い続けました。
言っている本人が空々しいと思っているのですから、聞いている従業員は、なお空々しく思っただろうと思います。
なるわけないと思っていたでしょう。でも、それでも言っているのです。「今に世界一に」ということを言い続けました。

ただし、そういう空々しくてアホらしいと思うようなことを言っているくせに、それを追いかけていくということはしていないのです。
そういうことを自分で言っておきながら、それはありえないことだと、本人は醒めたところがあるのです。
真剣に言ってはいますが、それを見て走らないのです。走るのはその日一日分だけなのです。

「その日その日、ただ暮れればいいという会社が大きくなるわけがない」と経営コンサルトの方もみんな言っておられる。
戦略が必要だ。計画性がいる。高い目標をたて、目標に向かって具体的な計画をたてるべきだと。
しかし、私はそれでも考えられない程、今日一日を懸命に働いていました。
そこで苦し紛れで知恵もない私は、

今日を懸命に生きれば、明日が自然見えてくる。考えんでも見えてくる。
明日を一生懸命に生きれば、一週間が見えてくる。
今月を一生懸命に生きれば、来月が見えてくる。
今年を一生懸命に生きれば、来年が見えてくる。
見ようとせんでも見えてくる。
だから、その瞬間瞬間、全力を、全精力を傾注して生きることが大切だ。

と言ってきました。
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とありました。

毎日を懸命に生きることが、目標達成に繋がることを信じて、
社員一同、毎日懸命に仕事に励んでいきたいと思いました

第43期も皆さん、よろしくお願いします!!!!


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